印刷物をつくるときにはさまざまな情報を整理してどんなものに作り上げるかを考えます。
チラシやパンフレットなど様々なカタチ、大きさがあり、紙の種類もたくさんあります。
ターゲットと目的に合った印刷物を作ることは広報や宣伝にとってとても重要です。
制作工程

印刷物を作りたい!

コンセプト、ターゲット設定

仕様の決定(構成、ページ数、紙質、サイズ、紙厚)
文章、画像の決定(取材の有無、画像・文章の提供の有無、文章作成)
デザイン(表紙をデザインし、方向性が確定したら、他のページを制作)

確認・校正(写真や文字の間違い、また表記ゆれなど確認)
入稿用データ作成・入稿
印刷
検品・仕上がり確認
できあがり!
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紙 質
紙の種類は無数にあり、ターゲットや用途、費用に合わせて紙質を 決定します。一般的に多く使われるのが
コート紙、上質紙、マットコート紙 などです。
紙にそれぞれのメリット・特性があるため、適切な紙質を選定する ことが大切です。
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コート紙
オールラウンドタイプ。
表面にコート剤が
塗布されてるので
つやっとしている。 -
上質紙
塗工処理されてない。
コート、マットコートに
比べると、色が落ちて
仕上がる。 -
マットコート紙
光沢を抑えたコート紙。
マット感のある
独特の風合い。
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大きさ
どんな大きさを作りますか?用途にあった大きさの選定が必要です。
A判サイズ
A0 841×1189mm A1 594×841mm A2 420×594mm A3 297×420mm A4 210×297mm A5 148×210mm A6 105×148mm A7 74×105mm B判サイズ
B0 1030×1456mm B1 728×1030mm B2 515×728mm B3 364×515mm B4 257×364mm B5 182×257mm B6 128×182mm B7 91×128mm
紙の厚さ
紙の厚さは90kg、110kgなどと重さを用いて表し、これは原紙を1,000枚重ねた時の重さです。軽いほど紙の厚さは薄く、重いほど厚い紙になります。
また、同じ重さでも 紙の種類が異なると厚さは異なります。折り込みチラシなどは58kg程度、コピー用紙は73kg程度です。
通常のチラシは90kg程度で、ページのあるパンフレットは110kg、ポスターなどは135kg、ハガキや名刺は180kg、220kgにするなどが一般的です。
用途やターゲットなどに合わせて紙厚を選びましょう!